職人の技
大広間の格天井
「再現不可能と言われている、会津桐の柾目一枚板・格天井」
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はなれの浴室 【格天井(ごうてんじょう)】
格天井とは、格縁を格子に組み、正方形の鏡板をはめ込んだ天井で、寺や城でよく使われていますが、旅館建築では皇族が宿泊する部屋や、大広間でよく見かけます。

向瀧の大広間「格天井」は、
「会津桐の柾目一枚板・格天井」で再現は不可能といわれております。

大広間はこのほか「桧舞台」など、随所に最高の材料が使われております。

左は「はなれ専用の浴室」です。
白く塗られた部分に
「湾曲した加工の折り上げ式格天井」を採用しており、
その隙間から湯気が抜けるように出来ています。
全体的に外光の入る明るい浴室で
まわりのblack&whiteのタイルには、
排水溝の穴を目立たせない、
粋な職人の心遣いが感じられます。